※この記事は「CSV転記の自動化」シリーズの【結果編】です。試行錯誤の過程は【試行錯誤編】にまとめています。
目次
取り組みの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業種 | 長野県の中小企業(多店舗) |
| 規模 | 複数店舗 |
| 対象業務 | 各店舗の電気料金データの月次転記 |
| 使用ツール | Claude Code(月額3,000円のプラン) |
| 担当 | 総務人事部門(筆者) |
課題:毎月発生する「間違えられない単純作業」
電力会社の法人向けマイページから各店舗の使用量・料金CSVをダウンロードし、社内で書式が決まっているExcelの集計表へ手作業で転記していました。
- 作業時間:毎回約15分(全店舗分)
- 難しくはないが、数字の転記ミスが許されないため神経を使う
- 担当者が他業務と兼任しており、月末月初の負担が大きい
実施したこと
- パソコンに「電気」フォルダを作成
- ダウンロードしたCSVと、Excelフォーマットのコピーを同じフォルダに入れる
- Claude Codeに転記を指示。必ずコピーしたファイルで作業させ、元データは触らせない
- 分からない点はAI側から質問させる運用ルールに
導入にあたって書いたプログラムはゼロ。専任のシステム担当も不要でした。
試行錯誤の過程は、こちらの記事に詳しく書いています。→ 【試行錯誤編】CSV転記をAIに丸投げしてみた
結果
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 作業時間 | 1回 15分 | 5分(確認作業のみ) |
| 転記ミス | 目視確認頼み | 転記自体のミスなし(3ヶ月運用) |
| 費用 | ― | 月額3,000円(AIツール利用料のみ) |
運用開始から3ヶ月、毎月安定して稼働しています。
15分が5分。数字だけ見れば小さな改善です。でも、この10分は毎月確実に返ってきますし、それ以上に大きいのは「数字を間違えられない」という神経を使う時間がなくなったことでした。そして一度この形を作れば、同じやり方が他の毎月の定型作業にも横展開できます。今回の事例は、その入口です。
なぜうまくいったか(担当者としての振り返り)
- 「全部やっておいて」ではなく「ここまで任せて、分からなければ聞いて」という指示にした
- 元データを直接触らせない安全設計にした
- いきなり全店舗分ではなく、まず数店舗で試した
同じ課題をお持ちの会社へ
CSV転記のような「毎月やっているけれど誰も楽しくない作業」は、どこの会社にもあります。「うちの場合はどうなる?」という質問や、試してほしい作業があれば、気軽に送ってください。記事で取り上げることがあります。
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